備えあればうれし泣き新宿
びちくん、行水でも水の事故には気をつけて!
「もうすぐ夏休み!」と浮かれているあなた
「海だ! プールだ! バーベキューだ~!!」と計画は進んでいますか?
そんな楽しみも、ちょっと注意を怠ると、不慮の事故が起こりかねません。
わかっているつもりでも、楽しくて気が緩むと、ついつい……
という事のないように!
今回は「水遊びの注意事項」をびちくんと一緒に再確認しましょう。
水の事故は、こんなところで起きています
平成20~24年6~9月の河川やプールなどで溺れる事故による救急搬送人員
(東京消防庁管内のデータ)
【河川やプールなどで溺れる事故による救急搬送人員】
6月:12人
7月:31人
8月:19人
9月:25人
梅雨が明けて、夏休みが始まる7月に水の事故がぐ~んと増えているのがわかります。
平成20~24年6~9月の河川やプールなどで溺れる事故発生場所別救急搬送人員
(東京消防庁管内のデータ)
【河川やプールなどで溺れる事故発生場所別救急搬送人員】
河川:46人
プール:32人
プール(ビニール):4人
海:3人
池:2人
河川での事故が半数以上を占めていることがわかります。
自然の中で開放感を満喫していると、気が緩んでしまうのかもしれません。
意外なところでは、小さなお子さんはビニールプールや公園の池、自宅での水遊びなどでも、ちょっとしたことが事故に結びつくこともあります。
また、特に注意しなければならないのが、飲酒。
河原でのバーベキューでお酒を飲んで、川遊びをするのはとっても危険!
思わぬ事故につながる可能性がグンと高くなります。
水遊びの際に注意すること!
■子どもから、目を離さない。
小さな子どもがいる場合は、保護者や大人が必ず付き添って遊びましょう。
子どもだけでなく、大人も、仲間のことを常に気にしながら遊びましょう。
絶対に一人で遊泳しないこと!
★プールや海水浴場に監視員がいる場合も、子どもや仲間同士で常に気を配ってください。
■飲酒後は、遊泳しない。
飲酒後、遊泳しようとしている人がいたら、周りの人がやめさせましょう。
飲酒していなくても、体調不良の時は遊泳をやめましょう。
■海や川では、気象情報に気を配りましょう。
荒天時または天候の悪化が予測される場合は、川岸でのレジャーや遊泳は中止しましょう。
■海や川でのレジャーには、ライフジャケットなどを準備して、事故を未然に防ぎましょう。
万が一、事故が起こってしまった場合は
溺れている人を見つけたら、急いで安全な場所へ引き上げましょう。
そして、周囲の人たちに助けを求めて、直ちに
119番通報と
AED搬送を依頼して
心肺蘇生をしましょう。
【心肺蘇生の方法】
「呼びかけても反応がない」
↓
1) 呼吸の確認…胸と腹部の動きを見る ↓
「呼吸がない」
↓
2) 胸骨圧迫30回…胸の真ん中を「より速く、強く」押す ※少なくとも100回/分のテンポで、少なくとも胸が5cm沈むまで(乳幼児は胸の厚さの1/3ほど)。
↓
3) 人工呼吸2回 ↓
2) 胸骨圧迫30回…胸の真ん中を「より速く、強く」押す ※少なくとも100回/分のテンポで、少なくとも胸が5cm沈むまで(乳幼児は胸の厚さの1/3ほど)。
↓
3) 人工呼吸2回 ★救急隊が到着するまで、または普段どおりの呼吸が出るまで
2)3)を繰り返してください。
★AEDが到着したら、すぐに電源を入れて使用してください。
「心肺蘇生の手順」も参考にしてください。
みなさん、楽しい夏休みを!