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Cute Movies

夢のチョコレート工場

監督:メル・スチュアート

ミキとヒロシは付き合って1年のカップルです。
ある休日の事・・・。

ミキ「ねー、何か映画みなーい?」
ヒロシ「いいよ。観たいのある?」
ミキ「うーん。なんか幸せな気持ちになれて、でも面白い映画がいい。」
ヒロシ「我儘だなぁ。・・・。小さい頃、お菓子好きだった?」
ミキ「何?いきなり。好きだった。というか今も好き。」
ヒロシ「そうか。じゃあ、童話とか冒険物は?」
ミキ「童話??うん。好きだったよ。ファンタジーなの好き。冒険物もいいね。ワクワクするもんね。」
ヒロシ「ふふふ。それでは、質問です。夢のチョコレート工場って映画知ってる?」
ミキ「夢のチョコレート工場??初めて聞いた。どんな話?」
ヒロシ「ウィリー・ワンカっていうチョコレートがあってね、世界中の子供達に大人気なチョコレートなのさ。あまりの人気にライバル会社がその秘密を盗もうとしたのさ。で、ワンカは工場を閉鎖しちゃったの。」
ミキ「ふーん。働いている人に聞けばいいじゃない。」
ヒロシ「・・・。まあまあ。それでね、またお菓子作りを再開するんだけど、門は固く閉ざされたままでワンカの工場は謎に包まれたままなのです。」
ミキ「ふんふん。」
ヒロシ「そんなある日、ワンカのチョコレート5枚だけに入れられた金の券を見つけた人には秘密の工場に招待して一生分のチョコレートをプレゼントという告知がでたから、さあ大変。」
ミキ「どう大変なの?」
ヒロシ「秘密の工場を見れる上に一生分のチョコレートだよ?子供達は買いまくって食べまくるの。」
ミキ「えー。太っちゃうじゃん。」
ヒロシ「・・・。それで、チャーリーという貧しいけれど、心の優しい男の子も金の券が欲しくてチョコレートを買うんだけど、周りの子供みたいに沢山は買えないの。」
ミキ「でも、その数少ないチョコレートの中に金の券が入ってたんでしょ?!」
ヒロシ「そう!当たったのさ。謎のチョコレート工場に招待されて中に入るのです!」
ミキ「中はどんな感じなの?普通の工場じゃないの?」
ヒロシ「それがね、工場の中は遊園地みたいなの。工場の真中にはチョコレートの川が流れていて周りの花とか全部お菓子で、全部食べられるの。」
ミキ「全部?床も?」
ヒロシ「床はどうだったかなぁ。それでね、部屋がいくつもあって各部屋で色んなお菓子を作っているんだけど、その各部屋も遊園地みたいで、こんな工場で作られるお菓子なら、それはおいしいだろうなぁって思わせるような感じなんだよ。」
ミキ「ふーん。チャーリー以外の子供達はどうなの?他の子はチョコレート買いまくったんじゃないの?」

ロシ「そう。その通り。チャーリー以外の子供は本当にお馬鹿さんばっかりなんだよね。各部屋を案内されるとき、注意点を言われるんだよ。でも、チャーリー
以外の子供達はやっちゃダメですよ。って言われた事、見事にやっちゃうんだよね。やっちゃダメな事をすると、工場で働いているオレンジの小人達が出てきて
懲らしめられちゃうんだよ。」
ミキ「オレンジの小人?」
ヒロシ「そう。ウンパ・ルンパっていうんだけど、歌って踊れる働く小人。後姿はとってもかわいいのに顔はすごく恐い。でも、ウンパ・ルンパが登場すると目が離せなくなるんだよ。踊りも変なんだけど、存在感がすごいんだよ。あ~これは見ないとわからないなぁ。」
ミキ「見たいーーー!ウンパ・ルンパ。名前がかわいい。」
ヒロシ「名前はかわいいんだけどね。」
ミキ「ふーん。そうなんだー。どこがお薦めなの?」

ロシ「そうだなぁ。話自体は童話チックなんだけど、恐い部分もあって、冒険っぽい部分もあって楽しい。そして最後はよかったねぇ!って幸せな気分になれる
ところ。ハッピーエンドの話はとっても幸せな気分になれるじゃない?後はね、ウンパ・ルンパ。恐いのにかわいい。目が離せない。」
ミキ「幸せな話かぁ。いいね。ほんわかしたい人にはお薦めだね。」

ロシ「うん。最近、何か上手くいかないなぁってヘコみ気味な人にも観てほしいなぁ。ワクワク楽しい気持ちになれる。すごい事件とかあるわけじゃないんだけ
どね。何回観ても飽きないと思うし、最後は幸せな気分になれると思うんだけどなぁ。30年くらい前の映画なんだけど、全然そんな感じしないよ。一箇所除い
て」
ミキ「どこ?何?なんで一箇所限定なのさ。」
ヒロシ「それは言えない。観てのお楽しみです。」
ミキ「ううう。気になる!早くビデオ借りに行こうよ!」


text by...  piroron

2002/08/30