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Cute Movies

パイレーツ オブ カリビアン / 呪われた海賊たち

監督:ジェリー・ブラッカイマー

いまさらながら「パイレーツ オブ カリビアン」です。

皆さまご存知の、ディズニーランド 「カリブの海賊」。
あれがそのまま映画になった、というとわかりやすいかも。

「ヨー・ホー・ヨー・ホー♪俺たち海賊~♪」っていう歌も覚えがあるでしょう?


リブ海の港町、ポートロイヤルに住むスワン総督の娘エリザベスは子どものころ、父親と航海中に一人の男の子が海に浮かんでいるのを見つける。その子の名前
は「ウィル」。エリザベスは、気を失っているウィルの首にかかっていた黄金のペンダントを取って急いでかくした。
海賊嫌いの父親にウィルが海賊らしいとわかってはいけないと思ったから・・・
そして歳月がたち、助けられたウィルは港町の鍛冶屋で働く青年となっていた。

美しい娘に育ったエリザベスは、いまだにその黄金のメダルを大事にしまっている。彼女は自分でも気づかないうちに鍛冶屋のウィルにひかれていた・・・そしてウィルも・・・

そのころ港町にたどりついた一人の海賊。それがまたくねくねとしたやつで全然強そうじゃない。見た感じ、私が思うに若き日ののスティーブン・タイラー(エアロスミス)に雰囲気がちょっと似てるような・・・目の下が黒いせいかな。

しかし彼こそは海の上で一番速いと言われるブラックパール号の船長であった、ジャック・スパロウ。しかしなぜか一人、船もない。船がほしいジャックは海軍の船を盗もうとたくらんでつかまり、檻の中に入れられてしまった。

そんなとき突然、町は冷酷な海賊たちに襲われ、エリザベスはさらわれてしまう。
エリザベスが持っていたあの金のペンダントは海賊たちにものすごく重要な宝なのであった。
鍛冶屋のウィルは、どうしても愛するエリザベスを助けたい、でも一人では絶対に海賊たちにとうていかないっこない。 ウィルは町がごった返している中、檻の中にいるジャックと手を結び、海に出て海賊を追うことにした。

見どころは全編通して「ジャック・スパロウ」
味方なのか裏切り者なのか、いいやつなのか悪いやつなのか、強いのか弱いのか・・・
つかみどころがなくて全然わからないキャラ。だけど気になって気になって仕方ない。
だけど、こんな人とは絶対に一緒に暮らせないだろうなあ。。。

ストーリーは子どもから大人まで楽しめるものになっていて、けっこう単純。
だけど、それがまた気持ちいいくらいにわかるから見ていても楽しい!
呪われた海賊たちも、とっても悪いやつらなんだけど、なんだかとっても愛嬌があって憎めません。
この映画に悪いやつっていないんじゃない?って思えてくるほどです。

ウィル役にはあの「ロード・オブ・ザ・リング」でエルフのレゴラスだった、オーランド・ブルーム。エルフ役のときはブロンドの長髪で優雅な雰囲気だったけど、今回はもうちょっと男らしくなってます。
それでもやっぱりあの微妙な上品さがどこか残る感じ。見るからに正義の味方です。

そしてジャック役、ジョニー・デップ。あのカマっぽい動きはたまらんです。
目の下のくまみたいな黒いのもステキ。あれってなんなんだろう・・・?

ジョニー・デップといえば、10年前に見た「シザー・ハンズ」の主演男優。
だけどシザー・ハンズの彼とジャック・スパロウとはまったく別物!ほんとに同じ人なの?って思うくらい顔もキャラも全然ちがいます。ほんとだよ!

大人だけで見ても、子どもと一緒に見ても楽しめます。
いい男が出てる映画って、ほんと見てて気持ちいいよね~~~

text by...  たるぴ

2003/09/03